本格的に寒くなり、寒グレのシーズンがやってきました。
一年の中でも、一番グレが美味しい時期です。
ここでは、四国西南部での寒グレの磯釣りのポイントと狙い方について紹介したいと思います。
口太グレ狙い
冬のグレ釣りはエサ取りも減り、釣りやすくなる一方水温の急激な低下などで食いが渋る場合があります。
口太グレは冬の寒グレ釣りのメインターゲットです。
特に産卵を控えた荒食いする時期に出くわすと、入れ食い状態になることがあります。
時期は12月~2月いっぱいくらいで、場所は足摺岬周辺から愛媛の日振島周辺までどこでも狙い得ます。
ただし産卵を控えたグレが荒食いするのは、毎年『沖ノ島』『鵜来島』海域が多く、突然食いだすので情報のアンテナをはっておいたほうがいいです。
約10日ほどで食いが落ちます。
一人40匹50匹とか釣れ、サイズは30cm~45cmが多いですね。
その他の地域でも口太グレは平均してこのサイズがメインです。
尾長グレ狙い
11月中旬から食いはじめ、春先まで狙えます。
尾長グレに関してはポイントは限られます。
中型なら柏島、大型は沖ノ島や鵜来島周辺、そして愛媛の中泊です。
尾長グレはどこでも食うというわけではなく、たとえば鵜来島なら水島、グンカン、本当のホトバエ、白岩などと限られています。
どの海域でも尾長グレのポイントはほぼ決まっているので、船頭との事前確認や予約が必要です。
当然のように釣り師が殺到するので、必ずそのハエに上がれるというものではありません。
もし尾長グレの狙えないポイントなら口太グレ狙いとの両刀使いができます。
尾長グレは中型なら30cm~45cm級、大型は50cm~65cm級と口太グレより一回りも二回りも大きいので、それなりのタックルが必要です。
また連日釣り人に攻められているので、食わすのが至難の業になっています。
まとめ
四国西南部の冬の磯釣りの代表である寒グレ釣りは、海域も広く釣り場も多いです。
尾長グレの狙える海域は釣り人が非常に多くなり、希望どおりの釣りが出来ない場合もあります。
逆に尾長の出ない海域は比較的空いているので、のんびり釣りたい人には逆にこちらの海域がお勧めです。