私にとっての冬の魚釣りと言えば、ワカサギの氷穴釣りがおすすめです。
大変趣きがあります。
ここ何年も行ってはおりませんが、その昔は年に数回行っておりました。
地元群馬県では赤城山や榛名山などの山上湖があり厳冬期には湖が結氷するので氷穴釣りが楽しめます。
ワカサギの釣り方
ご存知の方も多いと思いますが厳冬期になると湖には厚さ40cmもの氷が張ります。
そこにドリル工具の様な穴あけ機を使い穴をあけ、そこから釣り糸を垂れる物です。
仕掛けは6本から8本程度の枝針にサシ虫などのえさを付けますが、そのえさを赤く染めた物などもありその日の状況でどのえさに対して食いが良いかを見極めたりします。
釣り竿はとても安く市販されている先調子の物で有れば充分です。
仕掛けを投入後は竿を上下に動かす誘いを入れ、ワカサギが食い付くのを待ちます。
ワカサギが掛かった当たりは顕著に竿先に出ますので初めての方でもとても判り易いです。
ワカサギ釣りの思い出、
一番の思い出は赤城山に弟と出掛けた時です。
私達は現在の簡易テントの様な装備は持っていなくダンボールで作った風除けと火鉢程度の暖を取るものしか準備しませんでした。
当日の天候は無風だったのですがそこは真冬の標高1500mの山の上、大変寒い思いをしました。
ただ数こそ少なかったですが釣れたワカサギをその場で天ぷらにして食べた時は本当に最高の気分でした。
最後に
2011年の東日本大震災での福島第1原発事故以降はワカサギ釣りが出来ませんでしたが、何年か前に解除されました。
とにかく又行ってみたいと思っております。
そしてあのほろ苦いワカサギの天ぷらを食べてみたいと思っております。