寒風が吹く冬の海へ釣りにいくなど、釣りをしない方からみると正気の沙汰ではない光景なのでしょう。
しかし、冬の定番ターゲットとして高級魚である根魚たちメバル・カサゴ・ムサソイの釣りを紹介したいと思います。
根魚とは
海底の底、岩礁帯などの隙間に生息する魚たちの総称です。
日中は岩礁帯に身を潜めているが夕方から夜にかけて餌を求めて浮上してくるので夜に釣りやすくなる魚なのです。
メバルを釣るための仕掛け
定番の釣り方は1~3g程度のジグにワーム(ゴムでミミズに似せた物)をつけて釣るメバリングと呼称される簡単で手返しのよい釣り方です。
ワームには多種多様な配色・形状があり、「これが良い」と言う物はないので重さを変えたジグと数種類のワームを持って、いざ冬の海へ!
メバルが釣れる場所・釣り方
根魚の生息している場所を説明しましたが、夜の磯へ出かける強者もいますが、堤防や漁港湾内でも充分に釣れます。
遠投狙いのキャスティングを繰り返しジグを上下に動かすシャクリ釣りも否定しませんが、根魚狙いの場合は常夜灯のある堤防の壁面で充分です。
ジグを海底まで落とし竿先をチョンチョンと上下に揺らしながらゆっくりとリールで糸(ライン)を捲いてください。その繰り返しです。
ワームも数種類用意して!と言ったのは、その日の根魚の気分で赤を好んだり緑を好んだりするのでマメにワームの交換もお勧めします。
その日の好みの色は、私は魚になったことがないのでわかりません。
根魚の特徴として、大きさのわりに想像以上に引きが強いです。
また30㎝を超えると重い文鎮を釣りあげるような感覚になるのも人気ターゲットになる所以でしょう。
釣人へのお願い
根魚は他種に比べ成長をするのに時間がかかります。
30㎝になるのに10年を要するようです。
種の保存を考え手のひらサイズの根魚は優しく海へリリースしてあげませんか?
煮つけにすると美味なので足裏サイズ(26~27㎝)は微妙ですが、いつまでも冬のターゲットとして釣りができる喜びのためにも魚にも優しさをお願いします。